ガルラジのこと

2018-2023と打たれたことについて。こういうのを書くたびに、まとまった雑感書くの苦手すぎる〜と思いながら。とりあえず月末雑感ポエム。

初報

正直いうと変な安心感があったというか、開幕失礼ながら嬉しさみたいなものもあった。

ずっとこんなに公式Twitterが動き続けてることはありがたい反面、それを維持するためのコストみたいなのにも思いが巡らない訳でもなく(身もふたもないこと言うけど収益に繋がってない気がするし)。

色んなことが変わっていく中で、それでも忘れずにいるためにはそれなりのコストが必要だし、その維持コストを支払わせ続けてたような申し訳なさはあった。こんなこと別段一リスナが気にするようなことではないのだろうけど。

更新頻度を下げるという宣言も、サイト閉鎖とデータ移行も、そして今回の終了も、別段言わなくたって良かったはずで。それでもちゃんと伝えてくれたことだってただただ嬉しかったし、最後の最後まで寄り添ってくれるコンテンツだったことは間違いない。

荷が降りるなら先に書いた通りに喜ばしいし、また何か別のことをするための整理なら、それはそれで楽しみだし。終わったところで彼女達は居る。もうどうしようもなく、居ると思える。車は持っていなくても、夜景の光の列だとか、高架を潜った時のコンクリートに落ちてる冷たい影とか、あの緑の看板とか、そういうものが視界に入るたびに思い出せる。架空の実在は、それ抜きに語れない時期を作るくらいに、私から見た世界に根付いてしまったので。

2019-2023

ガルラジを知ったのは1stが終わってからなので、個人の視点だとこうなる。御在所から聞き始めて、手取川さんにしてやられて、衝撃を受けたのが岡崎の「でも自分より好きな人ができるってそんなのちょっと寂しい(1-6, 意訳)」だった。一番生っぽい語り口に本当に驚いた覚えがある。色眼鏡込みの感想なのだけど。

ここから、ガルラジに連れられて色んな景色を見せてもらった。車がなくてもPASAに行けることを知って手段で乗り込んだことがまず一つ。移動で使う道路に「普通の道路」と「高速道路」があると意識できるようになったとか。実在を信じて縁の土地に立つことの楽しさだとか、「彼女達の二週間と私の二週間は同じ」だとか。同じ今に立っていて、彼女達が価値を信じて全力投球する今があって、だから全然無関係な土地に立って仕事する私の今も多少の価値はあるのだと思えたりとか、蒸し暑さも肯定できたり。かと思えば翻って徳光2-4で同じ胃の痛い二週間になったり。ただ聴くだけなのに、私の立ってる「今ここ」まで巻き込んで日々の景色を変えてきた。

「思い出」みたいな括りで色々話が出来るほどに私の中に積み重ねが出来ているのが誇らしいような恐ろしいような。話せることが、まとまらないだけで本当にたくさん手元にある。現地最終回のために自転車で向かったNEOPASAとか。バチバチのRTバトルとか、公録の当落とか。ガールズのラジオ聴いてたのにおじさんの弾き語りが全部持ってっちゃったとか、Twitterジャックでツイ消しした誰かとか。おかしいくらいに綺麗に晴れたリアイベと向かう途中で完売したひのき玉と開幕いきなり馴染んだBGMぶっ込まれて笑いの漏れたプラネタリウムにすごい治安のイメージ動画特別編のあらすじWeb会議で一切喋らなかったっぽい誰かとか、まさかマジで二兎春花さんが歌ったとか。

案外ちゃんと覚えていられるのは、終わってからも公式アカウントが時報を続けてくれていたからだと思う。何度も何度も流れてきて、その度に思い返すものがあったから。

後は、ガ合。後にも先にもあんな恵まれた経験はないと思ってます。人の力を借りまくって、本当に楽しかったです。手放さない限り消えない記録なので、持ってる方は是非大事にしてあげて下さい。色んな人が持ってることが、ものすごい冗長性を持つ頑丈な記録になると思うので。

あらすじと今と

本当に嬉しいことに3月のプロジェクト終了の間際に各チームの「今(2023)」が順次投稿されているけど、現時点の御在所徳光を見て、既に「きっと大丈夫」という感想がある。特別編のあらすじに見た「なんだかんだままならない時勢の影響を受けている彼女達」ではなくて、そこから先の今(2023)に立っているように思えるのが大きい気がする。時勢はまだまだ上向いてんだか視点次第だし全然わからないけれど、少なくとも彼女達は「大丈夫」なのだと。後に控えてる3チームが大どんでん返しするかもしれませんが、したらこの辺り打ち消し線引いておきます。(一番読めなかった徳光があんな感じならきっと大丈夫…でしょう!多分!)

架空の実在へ

チーム御在所

就職先で先輩方にやたら可愛がられる徳若さんを想像しています。有給は温めたところで勝手に溶けて死ぬからじゃんじゃん使えと言われていて欲しい。私なら言う。というか最後の最後にかたや有給かたやヘリの調達なのが本当に良い。探偵団の行く末、一つの怪奇になっていたら嬉しい。そういう都市伝説として、すぐそばに溶け込んでいて欲しい。

チーム徳光

もうずっと前から手取川さんに掛けられる言葉は失っている気がしていて(そういう言い訳を前段に置いておけば言及が許されると思っているタイプの逃げ)、ただ善くあれと祈るしかない。手取川さんからすれば勝手に仏壇扱いするのも迷惑という感じかもしれないけど。「母や吉田さんの過去を追いかける必要も、投げてきた言葉がブーメランど正面に受け止め直す必要も別にないんだよ」くらいは思いつくけれど、無責任も良いところだし聡い彼女にわざわざ言うことでもない。街中であの派手な金髪の影を時々探して、ごくたまに本当に本体を捕まえて怒鳴るみたいなのがあるんだろうなと想像しています。地下鉄にも負けるな。謎さんは緊急連絡先くらいは用意しておいてあげてください。

チーム双葉

早く東京の雑踏の中で三姉妹とすれ違いたい。いやもうすれ違ってるかもしれない。或いはYouTubeのおすすめ動画か。見る習慣がないからそれはないな。するりと枠から抜け出して楽しく明るい方へ向かっていく姿が本当に眩しく、頼もしい。彩美さんの奔放な自由さが、色んな人を蹴散らしながら元気づけていく景色を想像して笑顔になっています。「想像した以上に騒がしい未来」に向かって暴れ散らかしてくれ。

チーム富士川

三人まとめての呼称が最後まで「チーム富士川」しかないことが本当に嬉しい。5年一緒に居て共通点がそれくらいなのが。卒業しても就職しても酒が飲めるようになっても、チーム富士川だし、チーム富士川を口実に集まるし、チーム富士川として活動するのでしょう。金明さんは有給取れていますように。

チーム岡崎

一番好きだ!ありがとうございました。バイバイ!

最後に

 

どれが本当で どれがウソなんだろう

あぁ 信じていたい 信じていたい

信じていたい

サファイア!/植田真梨恵

道路はあって、結局いつもの暖かい春が来る。頑張っていきましょう。

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彼女達、藤田ゆきのさん、ガルラジおじさん、関わった皆様の日々が誰よりも善くありますように。

生活試行:

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