電車と徒歩でEXPASA富士川・双葉SAに挑む(日帰り旅行記)

この記事が公開される頃には、公式が公開している「パネル公開期間及びカード配布期間」は終了していると思われるので、ルート紹介の需要としては微妙なところかもしれませんが、これまで書いてきた流れもありますし、何より書きたいので書きます。

発端

「結局全部回れなかったなー」と寂しい気持ちになりながらスケジュール確認したらまさか空いてました。でもどっちか一方しか行けないなら半端だよなと思って調べたら一日で回れそうなことに気づいてしまいました。そんな話。

ルート検討参考

毎回お世話になってます、ありがとうございます。

計画:

とりあえずどちらも近い方向にあるので、午前と午後で1つずつ回ることに。どっちを先にするかは道中考えればいいやみたいな適当予定組みで出発。

富士川編:

東海道新幹線が止まっていたニュースに一瞬焦って、焦った事に驚きました。偶然でしかないとはいえ、普段気にならないニュースが関係してくるのだなーという気持ちに。道中どちらのPASAから攻めようかと考えて、観覧車は明るいうちの方が面白いだろうかなと判断して富士川を先にすることに。

10時頃: 熱海発

大体45分位でEXPASA富士川に着くようなので、富士川2-6を聴きつつ車窓越しに海を眺めてました。徳光で見た海は空と海の境界がすごくはっきりしていましたが、こっちの海はやっぱりボヤつくんだなと、先日の徳光旅行のことを思い出したりしていました。

富士川2-6、改めて3人であることへの感謝を述べ合うのが本当にいいですね。寄せ集めのチームで、互い独立した夢の為に1位を取ると決めていた彼女達ですが、いつしか互いの夢に対して相談や応援や報告の形で干渉するようになっていたという変化が好きです。1位さえ取れたなら良かったチームがそういう風に変わって、歳も何もかも関係なく友達をやっていましたから。

そして「また、お会いしましょう」(富士川2-6提供)を改めて聞いて、やっぱり年魚市さんは格好いいなという気持ちになりました。2-6はどのチームもリアルタイムで追っ掛けていたので、最終回の迎え方的には岡崎->富士川だったわけですが、別れを告げてくれる岡崎に対して、富士川は当たり前に再会を語ってみせました。こちらとしては覚悟を決めていたはずなのに、金明さんや白糸さんと約束をするような感覚でこちらにもさらっと言ってのけるのが、年魚市さんのズルさだと思います(きっと、またこの3人でラジオをすると本当に信じてるんでしょう)

11時前: 富士川駅着

あっという間に富士川駅へ。すごく静かで不思議だなとか思っていたのですがよく考えたら平日でした。

EXPASA富士川アタック開始。地図の記載がありますが、結局富士川(川)沿いのルートを選びました。移動方向に工場がいくつか存在しており、Google Mapのごきげんが斜めだった場合その工場を突っ切るルートを提示される可能性があるので注意。

出てすぐのガルラジ要素。

遠目に富士山を見ながら、軽く登り坂を歩いて行きます。そこそこに交通量の多い道ではありますが、歩道はしっかりと確保されているので安心です。

緑色の道路案内やNEXCOのマークの出現に高速道路の気配を感じていると、林の向こう側から観覧車が見えたりします。あまりに唐突でびっくりしました。

あと、この辺りから見える高速道路向け方向案内看板に「名古屋」への案内があったりします。提示されるくらいの距離なんですよね、富士川と名古屋(というか岡崎)。

観覧車見えたあたりで最初に見える建物はEXPASA富士川ではなく、一般道界のPASAこと道の駅です。道の駅とEXPASAは直結みたいになっているので、この建物に入って2階へと向かうとEXPASAの1階に辿り着く仕組みになっています。私はよく分かっていなかったのでうろうろしてから外設置の階段(写真中央)を利用してEXPASAに移動しました。

11時半過ぎ: EXPASA富士川

入ってまず服屋があるので驚きました。この辺りは御在所でも同じことがあった気がします。その後まずは施設全体をふらついたのですが、EXPASA富士川は御在所とは違う部分で「交差」みたいなのをやっているんだなという気持ちになりました。道の駅直結という「一般道との交差」だったり、店に置いてあるお土産の中に静岡と全く関係のないものがガンガン含まれているという「地域の交差」だったりと。流石に福島のものが置かれてるのは想定外。名古屋土産も仙台土産も物産店めいたノリでたくさん並べられていました。

ほぼ等身大パネルにも会えました。もちろんアクリルスタンドも。知ってはいましたが、やっぱり富士川のアクリルスタンド展示はすごく凝ってますね。

せっかくなので、富士川の小饅頭(富士川2-6CM)ないかなと探していたのですが見つけられませんでした。適当に静岡土産を選んで購入。このタイミングで店員の方に「お立ち寄りありがとうございます」と声をかけられ、「いらっしゃいませ」じゃないことに驚いたり。お立ち寄りと言われると通過点感がすごいですね。ちなみにですがスタッフの方が来ていた上着が青色で、クリアファイル(ドワンゴジェイピーストアで販売中!)で年魚市さん達が着用しているものと色合いそっくりなんですよね。そこから来てたのか、偶然なのか…。

EXPASA富士川の2階にはカフェがあるのですが、平日はちょこちょこ休みになっていました。今日もその例に漏れず休みになっていたので、1階外にある売店で洒落た飲み物を購入。本当は「タピにハマ!」(富士川2-2冒頭)をしたかったのですが、当該店舗は任意の飲み物をタピ化できる仕様でありタピドリンクが存在しているわけではなかったため、タピは諦めて炭酸ドリンクにしました。注文ハードルが高い。

再び2階テラスに上がって休憩。当然ながらテラスも静かです。

「2階にあるオープンカフェは、名物の大観覧車と、晴れた日には遠く富士山を望む絶景が自慢だ。その片隅に、立派な機材に囲まれた放送ブースが特設されている」(富士川小説版)と思われる部分。

当然、富士川に来たのなら観覧車に乗るべきだと判断し、チケット売り場へ。ハロウィンイベント開催中だったので、仮装していれば割引を受けることが可能だったりしたようです。チケットを購入しようとしたところ、700円で1周の他に、平日限定として1000円で2周できるというお得チケットが存在していました。お得なら選ばないわけにはいかなかったので後者のチケットを購入。先へ進むと全面透明のシースルー観覧車か通常観覧車か選べるレーンがあったので、こちらもせっかくなのでの勢いでシースルーを選択。

2周のカウントはどうやって処理されるのだろうと思っていたのですが、乗車時にドア近くに「2周」と書かれたパネルが設置され、1周する際にパネルのみ回収されるという仕組みになっていました。

裏向きですがこのパネルによって周回数を区別されます。

1周12分なので、前半1周は景色の写真を撮りまくって、後半1周は観覧車でラジオを録る遊びをしてました。ちょうど収録上限時間と周回所要時間がかぶってしまったので。

景色については天気に恵まれたのもあり、とても綺麗でした。富士山が見えるだけでなく、PASAがどういう風に一般道と交差しているのかというのも俯瞰できるのでおすすめです。一般道から来た車と高速利用をしている車を混在させないように各PASAは色々工夫をしているとは思うのですが、駐車場を直結させないようにして対策を取るNEOPASA岡崎・徳光PA、建物そのものを仕切りにする(裏口からしか入れない)EXPASA御在所に対し、富士川はそもそも道路の高度が違うことで直結しないようになっているんだなーになっていました。

なお全面クリア観覧車は怖い。

2周目は観覧車の中でひたすら喋る怖い人をやっていました。そこそこにモータ系のノイズがあったので、声を張っていたのですが合わせて超絶早口になってて笑いました。観覧車の進行度がそのまま収録上限時間とリンクしているので、景色をタイムキーパー的に扱えて面白かったです。あとやっぱりアナウンス等の偶然が入り込むのは楽しいです。

2周したら13時でした。最後にもう一度等身大パネルを拝んでから出発。富士川1位おめでとう!

13時台: 富士駅へ

富士市にあるさわやかに挑みたいと思ってさくさくそちら方面に歩いていたのですが、富士川橋を過ぎたあたりであと徒歩1hと言われ、双葉SAの展示時間に間に合わなくなる可能性があると思って断念しました。さわやかは10/31を超えても食べに行けますが、等身大パネルは撤去されてしまう可能性が非常に高いので…。

この手の橋を見ると全てゆゆゆに直結させたくなってしまう。

富士川(川)越しの富士です。写真右のほうに虹が出ています。川の飛沫の影響で出ているものなので、日光条件さえ何とかなればあっさり富士と虹をセットに写せると思います。綺麗に取れるかは別として。

富士駅近くの商店街周辺を歩いていると、タピオカ専門店を発見。EXPASAでタピにハマできなかったことを思い出し、ここなら注文ハードルも高くないと判断して注文してきました。

まったく見えないとは思いますが、タピの他にチーズが入っています。こういう系のものに追加されるチーズといえばクリームにされて飲み物上部に乗せられるものだと認識があったので、今回頼んだ飲み物のようにチーズ断片がタピオカと混ざって入っているのは初めてで新鮮でした。美味しかったです。

双葉編:

14時台: 富士->竜王へ

ワイドビューふじかわに乗って移動開始。2hちょっとの移動時間です。最初はケチって鈍行で行こうかと思ったのですが、さわやかを断念した理由で以って素直に特急を利用しました。

さくっと自動券売機で買えるかなと思っていたら「表示されていない区間のご利用の場合は窓口へ」という記載があり、富士から甲府までの時点で乗車券の購入が出来なかったので、素直に窓口へ。今思えば富士川駅に戻って「富士川->竜王」区間の乗車券を購入しておけばよかった。

特急内で双葉を聴いていようかなと思ったのですが、トンネル内通過が非常に多く、しょっちゅう圏外になってしまったので諦めて寝たり記録をつけたりして過ごしました。

途中ふと右手方向に見えていた富士山が見当たらなくなっていて何処行ったんだろうと思って地図を確認したら、麓を走り過ぎていて視認できなくなってるだけっぽくて面白かったです。

特急に限らずの話ですが、長距離移動に電車を使って山周辺を走ったりすると、窓が空いているわけでもないのに車両内の気温が下がったりするんですよね。隔てられているのに景色と連動する感覚は、かなり好きです。今回の移動もそういう気温変化を何度も感じながらだったので、変化が起こる度テンションが上がってました。あとは、市川大門着あたりに扉から西日と一緒に吹き込んでくる風が気持ちよかった。

16時台: 甲府着

甲府は降りてすぐに洒落た街並みが飛び込んできて、すごいなーとか思いながら中央本線へ移動。

このまま改札を出ずに韮崎(にらさき)行電車へ。甲府と竜王の文字列が並ぶのに驚きました。「甲府みたいな大きめの駅の一つ隣の駅から徒歩で行けるPASAって何」と色々妙な気持ちになりながら移動開始。なおここからは普通に乗り越し。

16時半前: 竜王着

岡崎1-6の真似をしてましたが正直迷ったり職質くらったりしたら絶対間に合わないなと内心だいぶ焦ってました。大きい道路に近いようなので、そんなに迷わないだろうと信じて移動開始。

竜王、降りてすぐ思ったのは、本当に四方山に囲まれてるんですよね。何処を写真撮っても、必ず山が映る。これがあの3人が見てる景色なんですよね。

高速道路沿いの登り坂をひたすら歩きつつ、山の景色を眺めてました。ちょうど徳光旅行の際に海に落ちる夕日を眺めようとしていたこともあったことが影響したのか、今更ながら「海に落ちる夕日と山に落ちる夕日は違う」ことに気づきました。山に落ちる夕日は単に見えなくなるだけなのであって、本当の「日没」まではしばらくあるんですよね。山の向こうにはまだ日があって、単にこちら側が影になっているだけなので。この写真を撮ったのは16時台でこれ以降は太陽は見えないのですが、見えないだけであって暗くはならないわけです。この日の竜王の日没である17:03を超えないと夜にならないのかと知って、体感の日没と実際の日没が存在するんだなとか盛り上がっていました。

17時前: 双葉SA着

ひたすらに登って行ったらつきました。近い。一般道駐車場から進入して、まずはパネルへ。

間に合ってよかった。

パネルとアクリルの存在確認と、カードの配布終了を確かめてから一度外へ出て、双葉SAに設置されている展望台へ。実際の日没時間が迫っていたので、夕焼けとか拝めるかなと期待して。

ただここの展望台は17時終了とかだったので、そこそこに写真を撮って退散しました。富士山は全然見えませんでした。

その後は例の青い富士山カレーが食べられる場所へ移動。日没時間を過ぎたので、ガンガン空の色が変わるのを眺めてました。

10/31で公式展示日は終了ということで、展示時間終了後は多分片されているんだろうなと確認したら案の定消えていました。一区切りを迎えたのだなと感傷的になりつつ何もないところの写真を撮ってました。完全に不審がられてそう(後日談ですがなんか今もパネル展示ちょこちょこ出てたり出てなかったりしてるみたいですね)

プレみやのわらび餅を買って帰路へ。三日月が綺麗でしたが全く写真が取れませんでした。また、これも後日談的な話ですが、最終日に御在所に向かった方が月の写真を上げており、それが双葉で見たものと全く同じだったので、つながっているんだなと感動してました。

双葉SAは真っ当に車通りの多い道と接続してるので、迷うことはないだろうと踏んで下り坂を歩いてたのですが、途中川と交差したタイミングで「せっかくだし川沿い歩きたいな」と思ってしまい迷子になりました。場所によっては街灯も微妙で足元も視認が厳しかったりするのでおすすめしません。

これはガチ。川沿いを歩いていたところ、川沿いの道が途中で分岐して一方が川沿い、一方が川まで近づけるよう下り坂になるみたいな形になり、歩きスマホしてたら後者の道を選択してました。さっきまで川と道を隔てるフェンスの外を歩いていたはずなのに気づいて見渡したらフェンスに自分が挟まれてて焦りました。

その後は甲府に戻り、帰路へ。大体寝てました。徒歩移動距離は22kmでした。

  

総括めいたこと:

PASA巡りを終えて:

PASAめぐりは1日2軒が限界。

 

個人的徒歩危険度ランキング:

1位:EXPASA御在所

歩道がない。歩行者想定が全くない。交通量も多い上に、だいたいでかい車が走る。時折中央線とか踏みながら曲がるくらい車幅のある車が通る。危険度と距離は比例しないことを教えてくれたPASA。

2位: NEOPASA岡崎

「難易度ランキング」というタイトルであれば多分1位。あとは季節と時間帯によっては1位。距離はあるけれど歩道は存在しているので、そこが大きいです。あとは何処から徒歩にするかでも変わってきそうですが、少なくとも自分がとったルート的には2位ですね。

3位: 双葉SA

変な道に入らなければ迷いどころのないPASA。起伏の長さが若干疲れる気もしますが。上りと下りのアクセスの良さが異常です。

4位: EXPASA富士川

何もかも整備されており完全に初心者向け。特にPASAに入る際に道の駅から入れるところが、完全に車と歩行者を分離できていて素晴らしい。

不明: 徳光PA

車窓から見た範囲だと歩道は存在していた上に平坦なのでそこまで難しくはないのかなとも思いつつ、実際に歩いていないので不明。歩いてみたいですね。

 

各旅行記:

  

おまけ:

双葉SAで「合同誌…」とかわいのわいのしていたのですが、帰宅後あたりで何だかんだあり企画する展開になりました。ガルラジに関する話なら恐らく何でも構いません。もちろんこういうPASA話も大歓迎です。「掲載の場を作れば面白いもの集まるだろう」「プラットフォームに左右されない、手放さなければ消えない記録を作りたい」みたいな気持ちで挑みます。たくさん右往左往するとは思いますが、是非気軽なノリでご参加頂けたらと嬉しいです。

生活試行:

コメントする