電車と徒歩で双葉SAに挑む 失敗編(再: 日帰り山梨旅行記)

初めに

双葉SAに挑もうと思ってたけど無理だった。時間と体力都合。無理すれば不可能ではなかったけど明日のこととか考えて断念。踏まえてお読みください。

経緯

タイトルは今までの流れより。とは言いつつ、今回のメインは双葉SAというよりは2020年8月9日~16日の超ガルラジinニコニコネット超会議と題して企画される各チームラジオ番組一挙放送において8月9日に企画トップバッターとして放送されるチーム双葉のラジオ「たまささsistersのごきげんラジオ」(予約はこちら)出演の玉笹三姉妹となんだかんだゆかりのある「養老酒造」だったりするのですが。日記も兼ねてるので旅行感は薄めかもしれないと前置きしつつ。

起床

朝早くから起きた割に出かけるのを諦めたりやっぱり行くことに決めたりやめたりとふらふら繰り返す。別に完璧主義ではないけど「行くなら朝一に出た方がいいし、朝一に出ない選択をしたなら今更行くのも微妙」みたいな気持ちに引き摺られてしまったのが原因。出ないと決めてからは洗濯だったり運動(今日は若干サボったので30分)だったりしながら「やはり行くべきだったのでは…」となり、選ばなかった方のことばかり考えて落ち着かない時間を過ごす。諸々を片付けて一息ついてから最終的に行かない理由として挙げていた金銭面について「何のための労働だ」に開き直る事が出来たので行くことに決めた。大体ここまで起床から3hくらい。

電車移動については鈍行を利用。金銭事情というよりは、纏った時間を使ってやりたいことがあったので。外出をやめようかと思っていた理由の一つに「他にもやらないといけないことがある」というのがあり、それを移動時間で片付けることで、外出の後ろめたさみたいなものを処理する形に。

10時過ぎ: 東山梨着

養老酒造最寄りの無人駅。駅周辺はあまりモノがない感じで、水分を買うなら自販機くらいしかないという状態。人も居ないので写真を撮りまくる。熱中症注意の防災無線を聞く。レンタサイクルがあれば使いたいと思っていたが、岡崎で乗り回したHello Cyclingはこの近辺で展開していなかったので断念。

Google mapに頼り今回のメインである養老酒造の場所を調べる。徒歩25分程度。大きな起伏なし。かなり余裕を持った到着になりそうな気配を感じつつ出発。ルートは大通りを避けてみることに。ぜんぜん徒歩移動している人とすれ違わないし、車の音以外ほぼ無音だった。小学校横を通っても夏休みに入っているせいか人のいる気配もなかった。

夏っぽい判定で撮った。

あと気になったのは、側溝というか水路が多いこと。多い上に水量もあるらしく、水路が見えないのに水の音がすることが結構不思議だった。微妙に道路が白く見えたのは暑さでやられたせいなのか砂のせいか。

途中、水分補給に「おかじま」というスーパーに寄って、徒歩再開。川の近くからぽつぽつ畑が見え始める。川を越えると一気に増える。桃とか葡萄とか。見た目まだ青いのに甘そうな香りがするのが面白い。

養老酒造の近くの神社の鳥居、突き当たりが神社で、右手を行くと酒造

11時前: 養老酒造前着、大井俣窪八幡神社散策

11時前に目的地の養老酒造前に到着。時間が余っていたので近くの神社に入る。入り口の木々によって壁っぽく見える見た目が良い。中も木陰で涼しく、敷地も広いので見る場も多かった。雰囲気のある感じなのでお勧め。ただこの時期は蚊に刺される。数カ所やられた。なお酒Cafeの方ではこの神社について手書きの解説が掲示してあるので、Cafeに行ってそれをチェックしてから行くのも手。

看板の指示通りに右に行くと小さいけれど「養老」の看板がある。

ここまで来てから食事提供開始が11時30分だと気付き、先にフルーツ園に行くかしばらく迷う。フルーツ園で散策してから15時までに戻ってくることは全く問題なく出来そうだったが、流石に朝食食べ忘れてる中で歩き通すのは良くないと判断して開店を待つことに。空いた時間は周辺の散策で潰す。生協のトラックとすれ違いまくって恥ずかしかった。

高い建物がほぼないので空が広く見えるのが楽しく、ガンガンに写真撮って過ごす。ぐるぐる歩いてから、開店数分過ぎに再度酒造へ。Cafeの方は2階なので、店内入ってとりあえず階段を上がる。店員の方から個人席はほとんど予約で埋まっているらしく、相席覚悟の大きいテーブルか、来店時間の遅い予約席に座って手早く食べるかの二択を提示され、後者を選択。

平日限定ローストビーフの膳。1600円くらい。日本酒バターソースがめちゃくちゃ美味しい。驚いたのが味噌汁の大根で、こちらも割ったら日本酒というか麹っぽいような香りがして手の込みようを感じた。漬物も何もかも美味しい。あとセットについてきた酒アイス、「米!」って感じがすごかった。健康を食べたという感じだった。

この時間の店内は雰囲気的に地元の人たちで賑わっている様子。誰も急いてる感じがせず、のんびりできて満足。カフェばんの賑わい方もこんな感じだったりするのだろうかと考えつつ会計へ。会計の際玉笹(酒)が欲しい旨を伝えると、併せて会計しもらえた。受け取りは1階で。冷えてる状態で渡されるので、そのまま散策に向かうのなら保冷バッグなどは持参した方が良い印象。なかったので梱包材に更にタオル巻いて代わりにする。帰宅時までぎりぎり冷たい程度には持ったけど、貴重なお酒なのでもう少し輸送は気を使った方が良かった気がするというのが反省点。

12時半過ぎ: フルーツ公園へ

この駅近辺で観光場所を調べると上がってくるのがフルーツ公園。検索をかけると以下の距離感。

高度あるけど3kmならまあたいしたことないし行けるだろと思って挑む。結論から言うと死にかけた。初めの方は意気揚々と「Breeeeze girl/Base Ball Bear」とか聴いて歩いてたけど途中で切った。登り通し炎天下33度。日差しを避けられる場所がほぼ無い。ちょうどNEOPASA岡崎に徒歩で挑んだのはこの時期だったことを思い出す。感覚としてはよく似ていた。

歩道はほぼ無し、とはいえ車通りも少ないので車の危険は低い
ひたすら登るので景色はとても良かった、酒造方向への写真

途中見えた商業施設っぽい場所がフルーツ公園ではなくいちごランドだったことに心が折れかけたりしつつ何とか目的地へ。途中から気力がなくなり写真がない。

流石に危険な感じの体温上昇を感じたのでエアコンの効いた部屋でまず冷たい水飲んで落ち着きたいと思い、近場の建物に飛び込むも、半屋外施設らしく室外室内の気温差が無いことを知り倒れそうになる。パッと見た範囲の屋外施設がどれも似た構造っぽかったので、もしかしてエアコンないパターンなのではということに気付き、木陰のベンチで力尽きる。水を飲む以外の事はできず、しばらく動けなかった。そもそもなんでここに来たのかだとか、よく考えたら別にフルーツ好きじゃないのでゴリ押しされても困るだとか考えて時間を消費する。

エアコン無しで体温下げられるのか不安だったが、数十分座っていればそれなりに持ち直すことに成功。人類はエアコンがない時代から生きていたんだなという凄さを本気で噛み締める。

14時: フルーツ温泉

歩ける元気もなく日焼け止めも持ち出していなかったせいで温泉に行くかしばらく迷う。どうも公園から更に上り方向に11分行かなければならないらしく、そんな気力はない。一方で、ただこのまま下山するのはそれはそれで危険な気もして何らかの休憩場所は欲しい。結局は行く方向に決まったので地獄の11分上昇を乗り切る。景色を見ている余裕はなかった。

温泉は、入ってみればとても良かった。露天の景色は公園で見るもの以上に高度があるし好きなだけだらだらするのが許される状態で登り切って良かったという感じ。公園まで来たならここまで足を伸ばすのを勧めたい。なお水風呂はない。あとロッカーのサイズは想定より小さめだった。リュックは難なく入ったけど。フルーツ要素はつかみきれなかったけど、とにかく露天の景色が最高だったので良し。

1hだらだらすればさすがに回復できたので、そこそこに山梨市駅を目指す方向に下山。高度のある場所から歩くとGoogle mapの画面と見えてる景色が俯瞰で一致するので楽しい。

上から見下ろす機会、なかなかないので。

16時半: 山梨市駅着

街の駅山梨と言う場所が近くにあるらしいと知ったので行く。道の駅の亜種かと思ったらそうではなく、何かを買えるような場所ではなかった。オリンピック周りの掲示がちらほらあり、本当なら今頃はという気持ちに。なおここは足湯があるが、そちらも疫病周りの影響で中止に。

実はここからレンタサイクルを借りる事が出来たことを今更知る。あのフルーツ公園に電動チャリで30分…。真面目にルート取るならもしかして「山梨市駅-街の駅山梨-フルーツ公園-フルーツ温泉-養老酒造-山梨市駅」が良かったのでは。

17時: 帰路

甲府方向に向かい、双葉SAの最寄駅である竜王に行くというのが当初の予定。運賃330円範囲の距離感で、双葉SA自体駅からそんなに遠くないので。ただ駅に着いた辺りで割と身体ががたがたになっていたので今回の移動はここで切り上げることに。帰りの電車はほぼ寝ていた。

総括

無事買えて嬉しい。飲むのはまだ先。

夏、無茶ができるかどうかも試したくなりがちなので、その辺りの気持ちが満たせて良かった。

生活試行:

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